AI・ドローン・IoT・DXなどデジタルに関する用語が日常会話でも使われることが多くなっていますよね。ロボットが○○○○を生産、AIがあなたの業務を最適化!など言葉はたくさんありますが、実際にはそういったものを見たことない人もたくさんいるのではないでしょうか(笑)
そんな中、こういったデジタルの波がワイン業界にもやってきています。その一部をご紹介いたします。

ワイン選びにAI活用
自分好みのワインをAIが選んでくれるサービスがこれまでに複数出ています。いくつかの質問やこれまでの履歴などからAIが好みのワインを提案してくれる、というもの。
これはかなり色々なところでやられているようなので、Googleで検索して、ご自身にあったものを選んでみてください。こちらで見つけたものを3つほど掲載します。
ワインショップソムリエ
https://wsommelier.com/category/WINE_GUIDE/
Julie
IMADEYA はじめの100本(スマホアプリ)
ドローンワインプロジェクト
ドローンワインプロジェクト https://www.dronewine.net/

こちらは「ドローンとAIを活用して、有機栽培でぶどう作りを行う」という趣旨のものです。今までプロの目でしか判断できなかったぶどうの栽培状況をAIで確認し、その防除作業(農薬散布)をドローンがピンポイントで行うという画期的なものです。
これが本当に可能であれば、私たちのような素人でも栽培が可能になるのでしょうか??といっても、これは防除だけなのでそれ以外については当然知識が必要ですかね汗
サントリー×NSSOL
ワインづくりはAIでどう変わっていくか?サントリー×NSSOLがぶどうの収穫量を予測
https://www.nssol.nipponsteel.com/future/stories/ai-wine.html
具体的には上記サイトにて確認してほしいのですが、簡単に説明すると、ぶどうの収量予測を計算できるAIの開発です。収量予測をすることで、収穫にかかる時間や精度が向上し、ワインの品質も向上するのです。
こちらのプロジェクト自体は2021年に終了したようですが、次は醸造の見える化など新しことに取組もうとされていることが記載されています。
日本一からさらなる飛躍を 最新技術で挑む世界のワイン市場
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220816/k10013772831000.html
有機栽培が難しい日本において、「山梨大学ワイン科学研究センター」や地元のワイナリー、それに県や金融機関なども参加してコンソーシアムを設立して、有機栽培に取り組みはじめたそうです。
しかし高温多湿でどうしても病気の発生が多い日本において、有機栽培は困難です。無理と言ってもいいかもしれません。そこで活用が期待されているのが、AIです。各地のワイナリーの協力もあり、各種データを集計し、これをAIで計算してもらおうということです。
日本のワイン作りを変えるかもしれないと期待されています。
もちろん、まだまだプロの仕事ですが、こういったAIが開発されることでいつか素人でも美味しいぶどうを作ることができるかもしれませんね。

スマートワイナリーとは
ただ、上記の3件は今のところは完全にプロ向けですよね。プロでないとやはりワインは作れないのでしょうか?以前のコラムにもあったワイナリーアカデミー(以前の記事)に通ってワイナリーに修行に行くなどが必要でしょうか。
参考になる話として、55歳で未経験からワイナリーを立ち上げた人がいらっしゃいます。
「エンジニアが55歳で脱サラし、ゼロから始めるスマートワイナリーで目指すこととは?」
こちらの佐藤さんはエンジニアでの自分の経験からデータを細かく取り、それらを分析する「スマートワイナリー」を掲げ、努力を続けることでワインを作ることを成し遂げています。
データはかなりの種類集められていて、それは気温や降水量に至るまで様々です。また気象観測装置はデータをリアルタイムで把握し、予防的防除などに活用しているとのこと。
佐藤さんのように膨大なデータからの分析はできないかもしれませんが、今後の農業やワインぶどう作りを考えていったとき、少子高齢化や人口減少を考慮すると、AI・ドローン・データ活用は重要なブレイクスルーになるかもしれませんね。
20年後の未来はどういったぶどう栽培がされていて、そのワインはどういったものなのか、少し想像するだけでワクワクしてきませんか。もしかするとその技術が、今のあなたの仕事も何か生かされているかもしれませんね。